温暖化する地球

「温暖化(おんだんか)」という言葉を聞いたことがあるでしょう。地球の温度がだんだん上がってきていることです。私たちはかぜをひくと熱が出ますよね。同じように地球の「体温」が上がってきているのです。この温暖化、どうして起こるのでしょうか?
晴れの日も雨の日も、地球には太陽からの光と熱が毎日届いています。地球の表面は、この太陽熱を赤外線(せきがいせん)の形で反射して、宇宙に返してしまいます。このままでは地球には熱が残りません。気温がマイナス18℃くらいの冷たい星になって、私たちもほかの生き物も住めなくなってしまいます。
でもありがたいことに、地球のまわりには透明のうすい膜(まく)があって、反射する赤外線の一部を吸収して、また地球にはね返してくれます。そのおかげで、地球は平均気温15℃くらいの暖かい星になっています。ちょうど野菜をつくるビニールハウスや、熱帯植物園の「温室」みたいになっているのですね。だから、この様子は「温室効果」と呼ばれます。
このごろ、この「温室」をおおう膜がどんどん厚くなってきました。すると、地球にはね返す赤外線がどんどん増えます。そのため、「温室」の中(=地球)の気温がどんどん上がっていきます。これが「温暖化」のしくみです。



